顎関節症治療ガイド|東京都町田市の吉見歯科医院監 HOME > 他院で治療を受けても治らなかった方へ

他院で治療を受けても治らなかった方へ

顎関節症を本当に治したい方へ

歯科界では、“顎関節症は完治が難しい病気”とされています。特に治りにくいとされているのは「顎が痛い」「口が開かない」「顎が鳴る」といった症状です。これらの原因は主に噛み合わせのズレにあるので、ズレを改善しないと根本的には治らないのです。

つまり、あなたが他院で治療を受けても治らなかったのは、噛み合わせを無視して治療をしたためです。だから、一時的に症状を緩和できても完治しなかったのです。

吉見歯科医院は、これまでに数々の顎関節症を治療してきました。他院で治療を受けても治らなかった重度の患者様も含めて、当院にご相談いただいたすべての患者様の顎関節症を治癒しました。複数の歯科医院に行ったり、10年以上にわたって治療を受けていたりした患者様でも、適切な治療できちんと噛み合わせを改善すれば治ります。

他院で治療を受けて治らなかった方も、あきらめずに当院までご連絡ください。※相談料はご請求します。(3,150円~5,250円位(税込))高精度な分析によって顎関節症の原因を突き止め、根本からの治療を行います。

当院では大学病院から顎関節症でお悩みの患者様の紹介が数多くあります。

噛み合せの改善による全身への影響

咬合学の概念は、完全に完成されたものではありません。

科学技術、解析技術の進化とともに咬合学も日々進化しています。

私たちは、R.Slavicek教授の進化的理論咬合学とS.Sato教授の長年の科学的実験証明をベースとした最新の咬合学の最前線をお話しさせて戴きます。

いままで、咬合の重要性は、多くの研究者により唱えられてきました。しかし、咬合を再構成(咬合を変化させる)ことはいったいどんな影響を全身にもたらしているのか。

ここが、これからの咬合学を語るうえで重要なポイントとなります。

当院では大学病院から顎関節症でお悩みの患者様の紹介が数多くあります。

ヒトライフステージにおける歯の役割の多次元的解釈

私は、歯の存在は単純の一次元的には「咀嚼器官」という生物が生命維持のためのエネルギー補給のための入口としての役割と、人類の進化と複雑多岐に渡る社会構造に対するの「適応発現」のための役割があると考える。ここ400万年の間に我々ホモ・サピエンス族は、4足歩行から2足歩行に移行することで莫大なエネルギー消費器官=大脳を獲得した。我々の脳重量は、他の哺乳動物のから推定される約3倍の質量を持つ(1)。通常体重比から想定される脳量は極めて相関的である。脳化指数はチンパンジー2.1 人間5.1である。このような脳を維持していくためにはたいへんに多くのコストがかかる。重さの点で言うと体重の2%程度であるにも関わらず、安静時身体のエネルギー収支の20%から25%を消費する。このシステムそのものを維持メイテナンスしていくために、新たなエネルギー供給システム三叉神経Parasympathetic Vasodilation System副交感神経反射を獲得したともいえる(2)。十分な脳エネルギー供給システムを獲得することで、高度な社会構造を創出する原動力になったことは間違いない。しかしそこには、いままでの人類史上想定外の「適応」を強要される環境が同時に発生した。

脳神経V,VII,IX,X,XIは、これらの環境変化に呼応して適応動作をさせている(3)。このシステムの良好な駆動を得るためには、外部環境からのMental Stress Management Systemが必要とされている。ここのエリアで歯は、かなりおおきな役割を果たすと考えられるHuman Social Systemの変化に対応して咬合管理に注視することでQOL全般に貢献できる。我々歯科医の存在意義はここにあると考えられる。

Reference
1.Ruff, C.B., et al. (1993). Postcranial robusticity in Homo. I: Temporal trends and mechanical interpretation. American Journal of Physical Anthropology 91:21-53
2.Ishii H, Niioka T, Sudo E, Izumi H. Evidence for parasympathetic vasodilator fibres in the rat masseter muscle. J Physiol 569: 617?629, 2005.
3.Stephen W. Porges, C. Sue Carter., et al. Oxytocin promotes functional coupling between paraventricular nucleus and both sympathetic and parasympathetic cardioregulatory nuclei. Hormones and Behavior, Volume 80, April 2016, Pages 82-91

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